CLIENT WORK
冷凍餃子フライパンチャレンジ|味の素冷凍食品 冷凍餃子フライパンチャレンジ|味の素冷凍食品
味の素冷凍食品株式会社
SNSでの呼びかけをきっかけに「ギョーザ」が張り付いたフライパンを分析し、お客様の調理の実態把握をすることで、味の素冷凍食品が掲げる“永久改良”の一環として「ギョーザ」の改良に取り組むプロジェクト
2023年5月、「ギョーザ」がフライパンに張り付いてしまったという1つのSNS投稿に対し、味の素冷凍食品が「フライパンを提供いただき、研究・開発に活用したい」と公式アカウントで返答したところ、ポジティブに話題化。SNSでの呼びかけから「ギョーザ」をうまく焼けないお客様が多数いると判明し、この取り組みをお客様と共創するため、本田事務所と共にプロジェクトを発足した。同様の問題が起こるフライパン3520個を回収し、マイクロスコープでの表面分析・3Dスキャンによるデータ収集・調理による解析を実施。お客様の協力に感謝を伝えるべく、10月に新聞広告掲載、Webサイト公開を行った。さらに2024年1月に研究成果として「ギョーザ」のリニューアルを発表、2月より店頭発売を開始した。ピラミッドフィルム クアドラは集まったフライパンを活用し、どのようにお客様に還元できるのかを考え、3Dスキャンをはじめとしたデータ化、それを楽しみながら味の素冷凍食品の想いを伝えるサイトの企画・制作を担当した。
STAFF
- エグゼクティブクリエイティブディレクター / PRストラテジスト 本田 哲也(本田事務所)
- クリエイティブディレクター 高宮 範有(I&CO Tokyo)
- 撮影 金沢 康行(鬼)
- プロデューサー(サイト / 3Dスキャン) 師富 玲子
- クリエイティブディレクター(サイト / 3Dスキャン) 阿部 達也
- チーフプロジェクトマネージャー(サイト / 3Dスキャン) 清水 龍輝
- プロジェクトマネージャー(サイト / 3Dスキャン) 中村 栄美子
- アートディレクター / デザイナー 松岡 明日香(.ma)
- テクニカルディレクター 渡部 充(i2f)
- フロントエンジニア 安藤 光(i2f)
- アカウントエグゼクティブ ヒライ ユウヤ(本田事務所)
- 広報 小金丸 彩子(I&CO Tokyo)
- メディアプロモート 菅野 瑞樹(マテリアル), 黒瀬 和美(マテリアル), 早坂 緋奈乃(マテリアル), 多田 駿太(マテリアル)
- アシスタント 小武海 睦弓(本田事務所)
RESULT
- PRアワードグランプリ2023 ブロンズ
- 第2回焼き餃子協会アワード 大賞
- Spikes Asia 2024 Brand Experience & Activation部門 360 integrated Brand Experience ゴールド
- Spikes Asia 2024 Social & Influencer部門 Real-Time Response ゴールド
- Spikes Asia 2024 PR部門 Brand Voice & Strategic Storytelling ショートリスト
- Internet Media Awards 2024 選考委員特別賞
- ADFEST 2024 PR Lotus Brand Voice & Strategic Storytelling グランデ
- ADFEST 2024 PR Lotus Real-Time Response ゴールド
- ADFEST 2024 PR Lotus Use of Social ブロンズ
- 第16回 日本マーケティング大賞 奨励賞
- PR Awards Asia 2024 Best Use of Social Media部門 ゴールド
- PR Awards Asia 2024 Best Brand Strategy部門 ゴールド
- PR Awards Asia 2024 Costomer Loyarity部門 ゴールド
- マーケター・オブ・ザ・イヤー2024 優秀賞
- 2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ブランデッド・コミュニケーション部門 Cカテゴリー グランプリ
- 2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS PR部門 シルバー
- 第73回日経広告賞 食品・医薬日用品部門 最優秀賞
OVERVIEW
徹底的なデータ化
回収したフライパンを3Dデータで羅列したのは、単にリッチな演出にしたかっただけでなく、回収したフライパンのビジュアルのログを残す上で、サイズや厚み、360度から見た形状やテクスチャーなど、なるべく多くの情報をデータ化しておくことが目的。お送りいただいたフライパンは貴重な研究データであるため、分析結果に直結していない情報も含め、まずは徹底的にデータ化しておく。それによってこの先、そのデータを活用し、新たな商品の「改良」につながる資産になることを期待している。(クリエイティブディレクター 阿部達也)
ギョーザとサイトは“永久改良”
SNSでの発信をきっかけに、企業の姿勢が多くのユーザーの行動を喚起した話題の案件に参画。日頃から活用するユーザーの多い「冷凍食品」を扱うクライアントだからこそ、大切にしている思いや姿勢を盛り込んだサイト制作ができた。デザインの遊び心や仕様の小ネタなど、様々な提案もポジティブに取り入れていただける姿勢が、まさに本プロジェクトの端緒となった企業姿勢だと感じた。定期的に冷凍ギョーザパーティをしようと決めた一件となった。(チーフプロジェクトマネージャー 清水龍輝)
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