CLIENT WORK
「KAJIMA CONCRETE BASE」特設サイト 「KAJIMA CONCRETE BASE」特設サイト
鹿島建設株式会社
鹿島建設による最新のコンクリート技術を発信する特設サイトを制作
今、コンクリート分野においても大きな課題となっているCO2の削減。それに対し、高い技術力と具体策で、解決に取り組み続けている鹿島建設。実際の施工例とともにその技術を紹介していくサイトを制作。この取り組みの可能性を幅広く伝えるため、豊富な情報を理解しやすく見せることを重視し、構成からデザイン、演出の設計まで試行錯誤を重ねた。「環境」や「進化」をイメージしたトーン設計・アニメーションで、このサイトを通して発信される技術が実現する、持続可能な未来を期待させるような表現を目指した。
STAFF
OVERVIEW
持続可能な未来を、コンクリートとともに
業界関係者をターゲットとし、CASE STUDYを中心にコンクリートの各技術を紹介している。 キービジュアルでは「環境に配慮したコンクリート」というイメージを訴求し、CASE STUDY / TECHNOLOGYエリアは球体を用いた洗練された世界観で、未来の進化したコンクリートを印象付けている。メインモチーフとなる球体が回り続ける演出は「持続可能」を意図している。従来のコンクリートにはない、環境に配慮したコンクリートという世界観は「私たちと共に成長していく」といったメッセージを込めている。 CASE STUDYページは情報をコンパクトにまとめ、TECHNOLOGYページは写真やイラストを用いることで、業界関係者はもちろん一般ユーザーにも理解しやすい文章および構成とした。関連した技術やケーススタディを配置し、下層ページの回遊性を高めるとともにユーザービリティにも配慮している。(アートディレクター 横澤由香里)
なめらかな理解を促すために
「自然」と「コンクリート」を共存させる取り組み、その技術の意義を正しくユーザーに伝えるため、単に情報を羅列するのではなく、感覚的な理解もできるようなサイトを目指した。アニメーション演出は情報を閲覧する妨げにはならない程度に、それでもサイトを印象付けるアクセントとして機能するように考案と調整を重ねた。変わっていく未来をイメージさせるように、スピード感を出しつつもゆるやかな動きになるよう取り組んだ。また、下層ページでは各ページ間での導線を適宜設置し、ユーザーが深く読み進めていくことができるよう設計を行った。(テクニカルディレクター 高橋綾乃)
コンクリートの進化と、未来への貢献
世界中のインフラや建物をつくる鹿島建設社は、コンクリートやセメントを持続可能なものになるよう様々な技術を開発している。その取り組みや情熱を、事例や解説を通じて、ユーザーに届けるサイトを制作。それが、「KAJIMA CONCRETE BASE」。日本語はもちろん、海外からも注目される技術を遍く伝えるため、英語のページも制作。日本語のライティングから推敲を重ね、英語の原稿もクライアント内の技術担当者と綿密にやり取りを行い、専門用語も含めて完成度の高い文章とした。同時並行で、鹿島建設社の技術を見学できる鹿島技術研究所22号館内で視聴できる映像の制作も担当。サイトと共通する文章を管理しつつ、映像は端的でスタイリッシュなクオリティを目指して進行とした。このKAJIMA CONCRETE BASEを通して、鹿島建設社の想いやサステナブルな技術が広く伝播していくことを期待している。(プロジェクトマネージャー 清水龍輝)
108-0023 東京都港区芝浦2-12-16 6F
03-5476-4745