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2023年秋冬ユニクロ感謝祭「感謝祭LUCKY MARCH」 2023年秋冬ユニクロ感謝祭「感謝祭LUCKY MARCH」

株式会社ユニクロ

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アバターをコーディネートして冬本番への行進に参加、クーポンが当たる
2023年秋冬ユニクロ感謝祭デジタル施策「感謝祭LUCKY MARCH」を制作

「すすめ、冬本番へ。」基本ボディを作成し、冬アイテムでコーディネートすると、自分だけのアバターが完成!作成したアバターで行進に参加すると、たくさんのアバターと共に秋から冬へ変化しながら様々なシーンを歩いていく。最後にはラッキーなことが起こるかも!?といった秋から冬へと移り変わる季節にぴったりの「感謝祭LUCKY MARCH」サイト。「『そうだ冬支度しよう!』と思ってもらうために、冬支度(=冬に向かう準備)の“ワクワク”をつくる。」をコンセプトに、思わず温かいアイテムが欲しくなる、コーディネートして出かけたくなる、冬への盛り上がりを“行進” や“シーン” を用いて一つのストーリーのように設計・表現した。

STAFF

OVERVIEW

「冬へ向かうワクワク感」を作り出す“体験設計”と“表現設計”

「秋から冬へ変化していく」「冬へ向かうワクワク感」を軸に、動画とプログラムパートを組み合わせ、アバターの作成から体験の終わりまでを一貫性のあるストーリーとして企画・設計した。プログラムパートでは、作成したアバターに焦点を当てつつカメラワークやアニメーションを活用してエンディングに向けた盛り上がりを演出している。
また、ユーザーを飽きさせない仕組みとして、以下の要素を取り入れた。
・イルミネーション / 雪だるま / しろくまの3パターンのシーン設定および各シーンのアタリ / ハズレのエンディング
・作成アバター以外のキャラクターは複数のパターングループからランダムに抽出
・レアキャラクターの導入
表現設計ではアバターの仕様を理解し、イラストサンプルの作成、アイテム / カラーバリエーション / オプションを考慮したUI設計を行った。代理店作成のキービジュアルを基に、グラフィックのトーンを強調し、冬への期待感を押し出す世界観に。行進イラストを大きく扱うことで「冬本番へ向かう行進」の主役感を強調しながら、キャンペーン全体の統一感にも繋がっている。シンプルかつカラフルな世界観がアニメーションの注目度を一層高めている。
アニメーションフレーム数やアバター数など、デバイスの負荷を軽減できるかを考慮しつつ、外部スタッフとの連携、ディレクション / デバッグ / ブラッシュアップにも重点を置いた。(アートディレクター 横澤由香里)

 

新しいUNIQLO LUCKY LINEをめざして

UNIQLO LUCKY LINEをベンチマークとして始まったことから、どれだけ多くの参加者を集められるかが課題になっていた。一方でUIの部分はPCからスマートフォン中心のコミュニケーションに変わっており、体験設計は一から考え直す必要があった。また、ユーザー認証なしで参加してもらうという課題もあり、当初よりアクセス集中によるサイトダウンが懸念されたが、コーディネートを中心とした体験にすることで、アクセス集中時でもデータベースへの負荷を減らす設計にし、ブラウザでのリッチな体験と参加人数の両方を両立することができた。(テクニカルディレクター 栗原泰隆)

 

行列への流れをシームレスに

演出を入れ込む上で、動画で魅せるパートと実装で魅せるパートが、なるべくシームレスにつながるように意識。家から身支度をして、ドアが開いて行進に参加し、抽選結果が出る。ここまでの間にある技術的な繋ぎ目を感じさせない体験にできたのではないか。(プランナー 阿部達也)

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