CLIENT WORK
(N)EF TRUCK エシカルフードトラック (N)EF TRUCK エシカルフードトラック
CCCマーケティング株式会社
環境・動物・人・社会への配慮がある食べもの「エシカルフード」をメニューのこだわりポイントの文章だけで選ぶことができる人がどれくらいいるのかを検証するフードトラック
食べものがテーブルに並ぶまでの過程に、環境・動物・人・社会への配慮がある食べものを「エシカルフード」と言う。今回はそんな「エシカルフード」と、その真逆の「ノンエシカルフード」(あくまでも設定)が混在したメニューがある「(N)EF TRUCK エシカルフードトラック」というフードトラックを用意して代官山T-SITEに3日間出店。メニューのこだわりポイントの文章から、「エシカルフード」を選択できる人がどのくらいいるのかを検証した。メニューはコーヒー・フィッシュバーガー・チョコバナナサンドを用意。メニューを吟味して購入していただいた方に、商品と同時にお渡ししたネタバラシカードにて、選んだ食べものが「エシカルフード」だったか、「ノンエシカルフード」だったかを伝え、原材料の調達における環境や生産者への配慮があるか?違法な漁業や労働環境でとられた食材を使用していないか?などの視点を持ってもらうことを促進。また、日常生活でも「エシカルフード」が選べるよう、その判断基準を掲載したプロジェクトサイトも作成。一時的なキャンペーンでなく、今後の生活において、エシカルな消費ができるようにした。
STAFF
RESULT
- 検証組数 118組
- 検証結果
- [全体]エシカルフードを選択→64%、ノンエシカルフードを選択→36%
- [コーヒー]エシカルフードを選択→65%、ノンエシカルフードを選択→35%
- [フィッシュバーガー]エシカルフードを選択→57%、ノンエシカルフードを選択→43%
- [チョコバナナサンド]エシカルフードを選択→72%、ノンエシカルフードを選択→28%
OVERVIEW
どちらも一見すると魅力的なこだわりが記載されているメニュー
フードトラックの名前やメニュー文などから、「エシカルフード」を選ぶ人がどのくらいいるのかを検証する施策であることをいかに気づかれないように配慮した。実際には4割近くのお客さまが、「ノンエシカル」のメニューを選択。「エシカル」への知見がある方はメニューのこだわりポイントの文章の問題に気付き、「エシカルフード」のほうを選択されていた。
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」公式サイトの改修
イベントの開催と共にラボ公式サイトを改修した。サイトの属性的には、説明文章が長くなる可能性を想定し、初期のデザインから縁のあるデザインを採用。さらにアニメーションを使うことで視線の誘導ができ、テンポよく最後まで読んでもらえるように工夫した。
108-0023 東京都港区芝浦2-12-16 6F
03-5476-4745